「瞑想している姿を見た」 ヘルマン・ヘッセ「デミアン」p.84
2026年 02月 24日

ヘルマン・ヘッセ「デミアン」より
「利口なおしゃべりなど全く無価値だ。自分自身から離れるだけだ。自分自身から離れるのは罪だ
人はカメのように自己自身のなかに完全に、潜り込まなければならない」
デミアンは言いました
その後主人公のシンクレールが見た
デミアンの様子があります
「何か私の知らないあるものが彼から発散し、彼を取り囲んでいた。
彼は目を開いていた。しかし、その目は見ていなかった。
じっと動かす、内部か、あるいは遠いかなたに向けられていた。
全く身動きせず呼吸もしていないように見えた。
彼の口は木か石で刻まれているようだった
彼の顔は青白く石のようにどこにも血の気がなかった。
トビ色の髪の毛が一番生き生きしているものだった。
両手は前のベンチの上に乗せられていたが
石か果実のように無感覚に動かず、血の気がなかった。
しかし、たるんではいず、
ひそんだ強い命を包む堅いみごとなさやのようだった。」
by honeylemon3026000
| 2026-02-24 12:58
| 第3の目
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